軟体とスマイル

不安定とトリッキーさは軟体生物を起想させる。

軟体であり水中で全く透明。人類に見つけられてはいない海月。

蛸は海月を捕食するのか?

透明な海月の存在をキャッチする第六感。

軟体が見えない軟体に墨を吐き掛け形を捉える。

生存するために透明になった生物は、可視化された瞬間、反射的に何を思うのか。


見えないまま捕食されるのと、姿を暴かれて捕食される

どうせ迎える最期ならどちらを歓迎するのか。


「君がぼくに食らいついてくれるなら、そんなのどちらでも構わないさ」
「魚介と私を混同するな」
「そうだね、海中を漂う君なんて不釣合いでおかしいもの」
「もっともだ。海底に沈めた棺で眠っているほうがよい」

スマイルはクトゥルフっぽい感じもする。

スマイルと軟体生物との相性はよい。

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