収集癖とスマイルについて


 この写真は
「ユーリに繊細なレースの下着を着用させてセッしながら引きちぎった下着だったレースを回収して、1枚1枚を1回のセツの思い出として大事にトランクというタイムカプセルの中収集しているスマイル」
を連想させるな…と、ある手芸の展覧会の出店で写メったものです。
こういった妄想からわかる通り、自分が妄想するスマイルは物に執着する類いです。
「これは!絶!対!忘れなくない!!」と思えば塵でも何でも保管しておきたくなる。
それが、現在のオタク気質の片鱗として根底としてあるのだけど(妄想)
どうしてこうも、物と思い出をリンクさせたくなるというと
長い時の積み重ねで記憶は記憶に埋もれて、引き出しの把手が見えなくなると、勝手に永遠に取り出せなくなるけど(忘却)、
物として引き出しの把手を視界に収められれば、まだマシだという保険なんじゃないかと。
特に感情の感覚は記憶からだけでは、トラウマにならない限りふんわりとしてしまうし。
 スマユリのスマイルは誰よりも忘れられるのも忘れる事にも、恐怖を抱いているんだと思う。主にユーリから。
200年の極限放置プレイとか、愛されてたとか愛してたとか自分以外ではわからんし、他人に確信を求めたりしたら、よりわからなくなるし
「本当に愛していたのか?」
と疑うと思う。
 私の妄想の中のスマユリのスマイルは、ユーリを自分が愛していたという確信を、ユーリと意思疎通ができなくなってから
ふとした事がきっかけで気づいた系のスマイルなので
後の祭りの状態で、朧な自分の感覚を感情と情熱と衝動に頼って、息してたと思うから
自分の心情を証明するものを、透明で存在も不確かな自分という頼りないものではない、見える物に求めて、一度人間などに委ねて…結果挫折して、最終的に物に頼らざるを得なかった経験があると思う。
眠ってる愛する人は頼りにならんし。
(そもそも、ユーリの眠りとは?どういう状態かもわからん)
如何にして自分の過去の思いを、身体と意識だけは在り続ける自分と同じく延命させれるかに必死だったのでは??
それが愛なのか、執着なのか自分でもわからなくて泣いたり笑ったりする夜も昼もあったんじゃね?
 そんなこんなで、現代ですっかりプロ級の収集癖を身につけたスマイルは
真空パックとシリカゲル大好きだと思う。
今はユーリが起きてるから、収集する必要は無いんだけど
ユーリを愛してしまった自分のトラウマが突然目を覚ます度に、また来るであろうユーリの眠りに備えて、思い出コレクションは増えていくのだろうなぁ…
 そんなスマイルの孤独の発作をユーリは助けられないんだな。
寝ちまって孤独ももうわからないから、気紛れに撫でてやることしかできない。

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