メルヘン王国北部の雪に囲まれたユーリ城とスマユリについて

 私は城になりたい。
どうしてって、城になればほぼほぼスマイルとユーリを体内(?)に取り込めるからである。
喜びも悲しみも退屈も無意識も総て、城という堅い門で閉ざされた
数多くの仕切られた空間で発生するのだからだ。

そこまでぼんやり思い巡らせていて、ふと

もう既に私は城だったのではないか?

と思い当たる。

実態の無い彼らの舞台装置が私達の妄想なら
カットごとにそこは部屋なのでは?

Deuilを心に住まわせて事細かに、彼らの生と死を妄想をする女たちは、
妄想している間は、総じてユーリの城なのかもしれない。
ユーリは眠るし、スマイルは住み着くし、アッシュは飯を作りにやってくるし
バンドしてるし、飲み食い排泄してセックスをする。
居なくなったり、帰ってきたり!
それを許容してるということは、最早家であり、城なのだ。

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