スマユリと水族館デートについて


 水の青さと透明さがスマイルに似ているので、そのスマイルに似ている海の奥深さ不思議さ、「海って生命のジュースみたいだよね」なんて言われたユーリは
「まったくその通りだな」と、海への気持が極まるとともに、
水族館という密室で、海に包まれるような雰囲気が『スマイルに包まれている』と錯覚するような感覚に囚われて
胸がいっぱいで、普段から少ないユーリの言葉数がより少なくなりそうだと思う。
 そんなユーリの変化を途中から察したスマイルも言葉少なに、海の生き物をぼんやり見つめるユーリを見つめるのだった。


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